日本の実業団を経験した外国人選手

東京国際マラソンの中継では優勝したトロッサ選手は、日本の実業団にも所属したことがあると放送していました。
どこに所属していたかを調べるとテクモでした。1998年の北海道マラソンで優勝したときはテクモ所属でした。
テクモはゲームの開発などを行っている会社で、我々ファミコン世代なら知っている名前だと思います。自分はファミコンでマイティ・ボンジャック、つっぱり大相撲などはやったことがあります。キャプテン翼のゲームも作っていました。
びわ湖毎日マラソンに出場が予定されているジョセフ・リリ選手も日本の実業団に1年ほど所属していました。昨年のベルリンマラソンで2時間6分49秒を出して2位になった選手です。2003年ごろにはNTNに所属していましたが、まったく活躍できないまま帰国してしまいました。
こういう話を聞くと、指導者が悪かったのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、青森山田出身のジェームス・ムワンギ選手は活躍しています。
日本の高温多湿の気候が合わなかったとか、冬の寒さが合わなかったとか、あるいは食べ物が合わなかったとか、そういった理由が大きかったのかもしれません。