名岐駅伝展望

もうすぐ名岐駅伝ですが、あまり記事がなくて寂しいです。
名岐駅伝は大会一週間前の土曜日に監督会議を行いますが、そこでメンバーをエントリーします。そして監督会議後に各チームのメンバーが配布されます。だから関係者はすでにエントリーメンバーを入手しているのですが、今年は出場チームに所属していないので情報を入手することができません。
ということで情報が少ないながらも勝手な展望を書いて見たいと思います。
まずは優勝争いですが、トヨタ自動車トヨタ紡織の「トヨタ対決」になるでしょう。昨年はトヨタ紡織が優勝しましたが、今年は若干トヨタ有利の気がします。ニューイヤーを欠場した岩水選手、尾田選手が回復していればかなり有利だと思います。ここにスズキが絡む可能性もありますが、同じくニューイヤーを欠場した中川拓郎選手の回復次第だと思います。
力のある仲野選手がいる愛三工業がうまくいけば3位かもしれませんが、4位が順当でしょうか。その次は八千代工業NTN愛知製鋼の順でしょうか。その次、すなわち8位滝が原自衛隊、その後中央発條、TOENEC、柳河精機とくるでしょうか。しかしこの辺り(8位〜11位)の戦力は拮抗しており、柳河精機が8位という可能性もあります。
ニューイヤーでは外国人は1区または3区に起用されていました。100km中の12.3kmまたは11.8kmを外国人が担当するわけです。しかし、名岐駅伝では4区に起用されるとして、53.0km中9.8kmを外国人が担当するわけです。そのため外国人を要するまたは、外国人が強いチームには有利になります。
さて12位ですが、大学生とクラブチーム(本格的強化をしていない実業団も含む)の争いになります。クラブチームではエース古川選手を要する庄内RTと、選手層の厚いTPAC、大学生では東海学生駅伝優勝の名大、同じく2位の四日市大、3位、4位の愛工大、中京大あたりでしょうか、大学生は試験や卒論でコンディションを維持しにくそうです。クラブチームは正月休みにみっちり走り込んでむしろコンディションを上げてそうです。若干社会人有利かもしれません。
実業団以外は1区にエースを投入しますが、外国人選手がおらず力のある選手(10000m29分40秒クラス)であれば、実業団の下位の選手をうまく利用して他チームと差を広げることができます。1区は12.4kmで全体の1/4近くになります。絶対的エースがいるチームが有利になりそうです。