埼玉インターハイ

国語力のなさを露呈してしまうかもしれませんが、久々に日記(?)を書いてみました。

古いネタですが、私にとって埼玉インターハイでの一番の驚きは長尾勇佑選手(斐太)の走り幅跳び2位という結果です。
昨年7mを超えていたころから注目していましたが、今年は東海大会3位でインターハイ出場を決めたあと、岐阜県選手権で7m34をマークしていたため、もしかしたら入賞できるのでは、と注目していました。しかし、2位、しかも5回目が終わった時点でトップという好成績には本当に驚きました。

斐太高校は観光地として全国的にも有名な高山市にあります。高山市を含む岐阜県飛騨地区では中学時代実績がある選手は他地区の強豪校に進学する傾向があります。
その中で飛騨地区の選手が飛騨地区の高校に進学して全国レベルの成績を残したことで、他地区に進学しなくても強くなれるということを示せたと思います。昨年は下呂市益田清風高の野村沙世選手(現名城大)がインターハイこそ入賞できませんでしたが、国体3000mで6位入賞しています。

斐太高校の出身の有名選手としては2008年の日本選手権で3位になった荒井謙選手(斐太高→福島大→筑波大院→七十七銀行)がいます。
長尾選手の出身中学は下呂中。温泉で有名な下呂市の中学校です。
箱根駅伝2区でごぼう抜きした中川拓郎選手(益田南高(現益田清風高)→順大→スズキ)も下呂中出身。
下呂市の実家で下呂市の広報誌からの情報では、彼らはなんと実家の地区まで同じだそうです。

これからも競技を続け、偉大な中学・高校の先輩に続く活躍をして欲しいものです。もちろん本人がそれを望めば、ですが。
そういえば走り幅跳びで飛騨地区出身の選手が日本インカレに優勝したことがあります。現在は県岐阜商業監督の日下部光先生(松倉中→大垣商→筑波大)が筑波大2年のときに優勝しています。確か1991年だったでしょうか....