練習の達成度

自分の指導する選手にポイント練習の達成度を練習日誌に記録しておくように伝えました。
具体的には、計画した練習をこなせたかどうかを5段階で記録するという指示です。設定の距離(本数)、タイムとも達成していれば5、ポイント練習を行える状態でなくJogや完全休養に切り替えたら1といった具合です。
「良い練習をこなせている」かどうかはわかりにくいです。練習量が多くなった、タイムが上がったということも大切でしょうが、それだけでは良い練習をこなせるようになったとは言えないでしょう。自分が重視したことは「計画した練習をきちんとこなせているか」です。「良い練習ができたのに結果が出なかった」という言葉を選手からも指導者からも聞くことがありますが、本当に「良い練習ができた」のかを確認するための手段です。

一番やりたいとことは原因分析と改善です。計画した練習をきちんとこなせたにも関わらず結果が出ないなら、練習計画が悪い。見直す必要があります。計画した練習をこなせないのなら、練習計画に無理があるか、選手のが悪い。原因は何かを明確にするために計画通りの練習が出来なかった場合、その原因も記録するように伝えました。そしてその情報を元に計画や選手のを見直す、という繰り返しです。いわゆるPDCA(Plan Do Check Action)の繰り返しです。果たしてうまくいくでしょうか。