2008西濃駅伝

いつもは他人のレース結果について書いていますが、今日は自分のレースについて書いてみます。
昨日は西濃駅伝に出場しました。西濃駅伝は陸連登録者が出場する一般A、陸連登録者以外が出場する一般B、高校チームが出場する高校の部があります。残念ながら女子の部はありません。私はもちろん一般B、かつて同じ実業団チームに所属したメンバーで出場しました。久々の駅伝は楽しかったです。
1月、2月とも練習量は月間100kmに満たない状態ですので、たくさん抜かれましたが...
一般Bは一般Aより一区間少なく、スタート時間も早く設定されているので、繰り上げスタートになりにくくなっています。これは市民ランナーに優しい配慮だと思います。

一般Bは市民ランナー向けの駅伝、ということもあって1区にはスパイダーマンの衣装を着た選手も出場していました。本人は新聞に掲載されることを期待していたようですが、見事にスルーされていたのが残念です。
結果について書きたいところですが、総合順位も区間順位もまだわかりません。当日にわかるのは総合順位は上位チームのみ、区間順位は区間賞のみです。選手やコーチとして一般Aに出場していたときは不満に思っていましたが、このときばかりはありがたいと思いました。区間順位を聞いて受けるショックが時間が経つと和らぎそうですので...

昔実業団チームのコーチをしていたため、どうしても一般Aや高校の部の結果に注目が行ってしまいますので、そちらについても記載してみたいと思います。
結果はこちらに記載されています。
寒風の中、たすきつなぐ 西濃駅伝(中日新聞)
一般A優勝は四日市大学名岐駅伝10位の守山自衛隊が優勝と予想していましたが、3位と予想外でした。メンバーを見ると名岐駅伝のエース区間1区を走った石田選手、準エース区間4区を走った小林選手を外していたのでベストメンバーに近い四日市大学に敗れたのは仕方がないかもしれません。2位は「東海の疾風」。なんだかよくわからない名前ですが、東海地区の大学生およびOBが中心の混成チームのようです。元名古屋大学のエース・内藤選手(可児高出身)、愛工大の日下部選手(関商工出身)が1区、2区連続区間賞を獲得しています。3区区間賞は近藤選手(四日市大・中津商出身)、4区区間賞は長谷川選手(四日市大・東濃実業高出身)ですので、よく考えたら岐阜出身の選手が4連続区間賞。皆さん、中濃、東濃地区出身で西濃地区出身はいませんでしたが...
岐阜県勢トップは大垣体連で7位。馬渕選手、遠藤選手、近澤選手は力がありますが、彼らに続く選手の成長が課題です。この3名は全員西濃地区出身・在住です。
中日新聞には「岐阜県勢トップは4位の東海ランナーズ」とありました。このチームは大学生の混成チームですので、除かせていただきました。東海ランナーズのメンバーには全日本大学駅伝に東海学連選抜チームで出場した林選手(豊橋技術科学大学)、中村選手(名古屋大)や、昨年1500mでインターハイに出場した小山選手(京都大学)など力のある選手もいました。優勝しても不思議ではなかったと思います。
高校の部優勝は豊川工でした。例年高校駅伝名岐駅伝に出場できなかった3年生だけで臨んでいたようです。今年も3年生だけは同じですが、エースの三田選手が出場。接戦だったので三田選手が出場しなければ優勝できなかったかもしれません。3年生だけの駅伝、よい卒業記念になったのではないでしょうか。2位は豊川B。全国高校駅伝入賞の女子だけでなく男子も順調に成長しているようです。岐阜県勢は大垣工の8位が最高で中日新聞岐阜県版でしかその結果を知ることができませんでした。ちょうど10年前には優勝も経験した名門ですので、復活が待たれます。豊川工の総合記録は一般Aの優勝を下回りましたが、高校の部区間賞はすべて一般Aの区間記録を上回っていたのは意外でした。総合記録こそ高くないものの個人のレベルは高かった、そんな気がします。