亜大・青学大の新入部員
この季節になると、陸上競技マガジンや月刊陸上競技に新入部員が掲載されます。
月刊陸上競技で大学別新入部員を見ると、アイウエオ順で記載されているため青山学院大と亜細亜大が並んで掲載されていました。そこで新入生の5000m自己記録を比較しました。
青山学院大 | 亜細亜大 | |
最高記録 | 14:16.47 板野(沼田・広島) | 14:29 山中宣幸(洛南・京都) |
14分20秒台 | 3名 | 1名 |
14分30秒台 | 1名 | 2名 |
14分40秒台 | 2名 | なし |
上位5名平均 | 14:25.08 | 14:43.05 |
5000mの自己記録という観点では明らかに青山学院が上回っています。これではどちらが箱根駅伝優勝校で、どちらが予選会落選校かわかりません。やはり大学のブランドの差なのだと思います。
しかし、どちらが強くなるかは別問題です。もしかしたら持ち記録は悪いが才能のある選手がいるかもしれません。当然のことですが、入ってからの選手の頑張りの方が入学時の持ち記録より大切です。
亜細亜大学の新入生は練習がきついことは皆知っているはずです。それだけの覚悟を持って入っているはずです。一方、青山学院大の新入生は競技より大学のブランドを取っているかもしれません。大学のブランド名を生かして(?)遊びに走るかもしれません。両校の今後に注目したいと思います。
特に青山学院大の原監督の指導がどう結果に繋がるかに注目したいと思います。中京大出身ですので、箱根を目指す大学で唯一の関東以外の大学出身者ではないでしょうか。帝京大の喜多監督(福岡大出身)は、昨年辞任しています。